Hiden boxについて

それぞれの書式（A）（B）（C）の違いと、それぞれのメリット・デメリットを整理して説明します。

✔ 各書式の違い

✔ 各書式の動作と特徴

（A）標準的な <label> の使用

<div class="hidden_box">
 <input type="checkbox" id="box1"/>
 <label for="box1">ボックス1</label>
 <div class="hidden_show">ここに中身1</div>
</div>

✅ メリット

• HTMLの標準仕様に沿った書き方で、わかりやすい。
• <label for="box1"> を使って、<input> のチェック状態を切り替える。
• JavaScript が不要 で動作する（for の仕様による）。

❌ デメリット

• Blogger の 「作成ビュー（リッチエディタ）」を使うと for="box1" が削除される 可能性がある（仕様上の問題）。
• id を個別に設定する必要があり、複数の hidden_box を使う場合、毎回 id を変更しなければならない。

（B）onclick を直接 label に設定

<div class="hidden_box">
 <input type="checkbox"/>
 <label onclick="this.previousElementSibling.checked = !this.previousElementSibling.checked;">ボックス1</label>
 <div class="hidden_show">
  ここに中身
 </div>
</div>

✅ メリット

• Blogger の「作成ビュー」でも onclick は削除されない ため、安定して動作する。
• id を不要にでき、シンプルな構造で書ける。
• 追加の JavaScript が不要 なので、コードの管理が楽。

❌ デメリット

• previousElementSibling を使っているため、HTML の構造を変更すると動かなくなる可能性がある（例えば、<label> の前に他の要素を入れた場合）。
• <label> と <input> の並び順が変わると previousElementSibling では正しく動作しない。

（C）JavaScript を使った toggleHiddenBox() 関数を利用

<div class="hidden_box">
 <input type="checkbox" id="box1"/>
 <label onclick="toggleHiddenBox('box1')">ボックス1</label>
 <div class="hidden_show">ここに中身1</div>
</div>

✅ メリット

• for を使わないため、Blogger の「作成ビュー」で削除される問題を回避できる。
• id を個別に設定することで、チェックボックスを JavaScript から直接操作できる。
• より複雑な処理を組み込める（例えば、toggleHiddenBox() の中で他のアクションも追加可能）。

❌ デメリット

• 追加の JavaScript が必要（テーマ HTML にスクリプトを追加する必要がある）。

<div class="hidden_box">
 <script>
 function toggleHiddenBox(id) {
  document.getElementById(id).checked = !document.getElementById(id).checked;
 }
</script>

• id を明示的に指定する必要があるため、複数の hidden_box を作る場合、個別の id を毎回設定する必要がある。

✔ どの書式を選ぶべきか？

✔ 結論

• Blogger の「作成ビュー」を使う場合は（B）か（C）を使うべき。
• JavaScript を追加せず、シンプルにしたいなら（B）がおすすめ。
• JavaScript をテーマ HTML に追加してもよいなら（C）の方が柔軟性が高い。
• for が削除されなければ（A）が一番 HTML の標準仕様に沿っているが、Blogger では推奨しない。

✔ まとめ

結論として、Blogger で確実に動作する & 簡単に使えるのは（B） です！
より細かい制御が必要なら （C）を選ぶのもアリ です。