ubuntuを使うとwindowsでのタイムスタンプが標準時間に変わる。
BIOS上は変わっていない。
Ubuntuを使用した際に、Windowsのタイムスタンプが標準時間(UTC)に変わる問題は、タイムゾーンの設定の違いが原因です。Linux(Ubuntu)はデフォルトでUTC(協定世界時)を使用し、Windowsはローカルタイムを使用するため、両者間での不整合が発生します。
解決方法
Windows側でUTCを使用する設定を行う: Windowsはデフォルトでローカルタイムを使用しますが、レジストリ設定を変更することで、UTCを使用するように設定できます。この方法を使うと、WindowsでもUTCを基準にしたタイムスタンプになります。
レジストリ編集
Win + R
を押してregedit
と入力し、レジストリエディタを開きます。
以下のパスを辿ります:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformation
新しいDWORD値を作成
RealTimeIsUniversal
という名前の新しいDWORD(32ビット)値を作成し、その値を1
に設定します。
これにより、WindowsがUTCを使用するようになります。再起動
設定後、PCを再起動して変更を適用します。
Ubuntu側でローカルタイムを使用する: Ubuntu側でもローカルタイムを使用する設定ができます。
timedatectl
コマンドを使って設定できます。sudo timedatectl set-local-rtc 1
これで、Ubuntuもローカルタイムを使用するようになり、タイムスタンプのズレが解消されます。
どちらを選ぶか?
- Windows側でUTCに設定: 他のOS(特にLinux)との互換性を考えると、Windows側でUTCを使用する設定が推奨されます。
- Ubuntu側でローカルタイムに設定: Ubuntuがローカルタイムを使用する設定に変更することで、Windowsとの整合性を保つことができます。
どちらの方法を選んでも、タイムスタンプのズレは解消されるはずです。
ubuntu上のローカルタイムとは何ですか?
ubuntuでタイムゾーンを日本に設定して、表示は日本標準時になっています。
Ubuntu上での「ローカルタイム」とは、システムが使用するタイムゾーンに基づいた現地時間(ローカルタイム)を指します。例えば、日本のタイムゾーン(JST: 日本標準時)を設定していれば、システムの時刻が日本の時間に合わせて表示されます。
タイムゾーンとローカルタイム
- タイムゾーン: システムが参照する地域ごとの時間帯。Ubuntuでタイムゾーンを「Asia/Tokyo」に設定している場合、その時間は日本標準時(JST)です。
- ローカルタイム: 設定されたタイムゾーンに基づいて表示される現地時間。ローカルタイムはタイムゾーンの設定に従っており、例えば日本ではUTC+9時間のタイムゾーンになります。
タイムゾーンが日本に設定されている場合
もしUbuntuのタイムゾーンを日本標準時(Asia/Tokyo)に設定しているのであれば、システム時間も日本の現地時間(JST)で表示されます。これが「ローカルタイム」です。
問題の原因
- Windowsとの時間のズレ: Windowsは通常、ローカルタイムを使用しますが、Linux(Ubuntu)はデフォルトでUTCを使用します。これにより、Ubuntuを使うとWindowsでのタイムスタンプがUTCに変わってしまい、標準時間(UTC)として表示されることがあります。
解決策
Ubuntu側をローカルタイム(JST)に設定: もしUbuntuが「UTC」を基準にしている場合でも、
timedatectl
コマンドでローカルタイム(JST)に設定することができます。sudo timedatectl set-local-rtc 1
これにより、Ubuntuはローカルタイム(日本標準時)を使用するようになります。
Windows側の設定:
先程説明したように、Windows側でUTCを使用する設定に変更することもできます。
これらの設定を行うと、UbuntuとWindows間でのタイムスタンプのズレが解消されるはずです。
Ubuntu dd コマンドでsdaからsdbにクローンを作る。
Ubuntuでdd
コマンドを使用して/dev/sda
から/dev/sdb
にクローンを作成するには、以下の手順を実行してください。
手順
ディスクの確認
クローン元 (/dev/sda
) とクローン先 (/dev/sdb
) を正しく認識しているか確認する。lsblk
または
sudo fdisk -l
クローン先のディスクがマウントされていないことを確認
クローン先 (/dev/sdb
) がマウントされている場合はアンマウントする。sudo umount /dev/sdb*
dd
コマンドでクローンを作成sudo dd if=/dev/sda of=/dev/sdb bs=4M status=progress
if=/dev/sda
→ クローン元(入力ファイル)of=/dev/sdb
→ クローン先(出力ファイル)bs=4M
→ 4MB単位でデータを転送(速度向上)status=progress
→ 進捗状況を表示
同期を実行(キャッシュをディスクに書き込む)
sync
クローンが正しく作成されたか確認
sudo fdisk -l /dev/sdb
または
lsblk
注意点
- クローン先(
/dev/sdb
)のデータは完全に上書きされるため、重要なデータがないことを確認してください。 sda
とsdb
を誤って指定すると、システムが壊れる可能性があるため、事前に確認してください。sdb
の容量が/dev/sda
よりも小さい場合、データが壊れる可能性があります。- クローン作成後、UUIDが重複するため、Ubuntuを再起動する前にUUIDを変更するか、片方のディスクを取り外してください。
追加のオプション
クローンの速度を上げるために、conv=fsync
を追加することも可能です。
sudo dd if=/dev/sda of=/dev/sdb bs=4M status=progress conv=fsync
問題が発生したら教えてください。
ubuntu で各所に使われている色がオレンジから緑に変わってしまった。オレンジに戻したい。
Ubuntuのデフォルトのアクセントカラーは通常オレンジですが、何らかの理由で緑に変更されてしまったようですね。以下の方法を試して、オレンジに戻してください。方法1: GNOMEのアクセントカラー設定を確認する
- 「設定」 を開く
- 「外観」 セクションを開く
- 「スタイル」 の下に 「アクセントカラー」 の設定がある場合、オレンジ に変更する
このオプションはUbuntu 23.04以降で利用可能です。
方法2: gsettings
コマンドでリセットする
ターミナルを開き、以下のコマンドを実行してGNOMEのテーマ設定をリセットします。
gsettings reset org.gnome.desktop.interface gtk-theme
gsettings reset org.gnome.desktop.interface icon-theme
その後、Ubuntuのデフォルトテーマ(Yaru)を明示的に設定します。
gsettings set org.gnome.desktop.interface gtk-theme 'Yaru'
gsettings set org.gnome.desktop.interface icon-theme 'Yaru'
方法3: yaru-theme
のインストールと適用
Ubuntuのデフォルトテーマ(Yaru)が削除されている場合、再インストールします。
sudo apt update
sudo apt install yaru-theme-gtk yaru-theme-icon yaru-theme-sound
インストール後、GNOME Tweaks(gnome-tweaks)がある場合は開いて、テーマを Yaru に設定してください。
方法4: GNOME Tweaksでテーマを変更
- GNOME Tweaks(Gnome調整ツール)をインストール:
sudo apt install gnome-tweaks
- GNOME Tweaksを開く
- 「外観」 タブで 「Yaru」 を選択
もし上記の方法で解決しない場合、どのバージョンのUbuntuを使用しているか教えてください(例:Ubuntu 22.04, 23.10 など)。また、テーマを変更したり、特定のカスタマイズツールを使用した覚えがあるかも確認すると良いでしょう。
タスクバーアイコンをクリックするたびにWindowsのように、そのアプリが開いたり、最小表示なるようにしたい。
方法 1: gsettings
コマンドで設定を変更
ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行してください。
gsettings set org.gnome.shell.extensions.dash-to-dock click-action 'minimize'
このコマンドを実行すると、アイコンをクリックするたびにアプリが開いたり最小化されるようになります。
もし元に戻したくなった場合は、以下のコマンドでリセットできます。
gsettings reset org.gnome.shell.extensions.dash-to-dock click-action
方法 2: dconf-editor
を使う(GUIで設定)
dconf-editor
をインストール(インストールされていない場合)sudo apt install dconf-editor
dconf Editor
を開く- 左のツリーをたどって
org -> gnome -> shell -> extensions -> dash-to-dock
を開く click-action
を探して、値を'minimize'
に変更する- 設定を閉じる(すぐに反映されます)
方法 3: GNOME Tweaks(GNOME調整ツール)を使う
gnome-tweaks
をインストールsudo apt install gnome-tweaks
GNOME Tweaks
を開く- 「拡張機能」 タブを開く
Dash to Dock
を探して設定を開く(Ubuntu Dockが有効になっている場合も同様)- 「クリック動作」 を 「最小化」 に設定する
補足
この機能は Ubuntu 22.04以降 で標準の「Ubuntu Dock」や「Dash to Dock」を使っている場合に有効です。もし Dash to Dock
をインストールしてカスタマイズしている場合、拡張機能の設定も確認してください。
動作を確認してみてください! 🎯