Burst
バースト機能
バースト数 :1 ~ 1048575
トリガーソース :手動、内部、外部(AC)
CH1 チャンネルから指定された周期数の波形 (バーストと言います) を出力します。 これはトリガバーストであり、トリガ信号を受け付けるたびに、指定の波数の発振を繰り返します。
トリガーはCH2(内部)のほか、手動または外部トリガーソースによるバースト出力の制御をサポートします。
バースト信号波は、正弦波、方形波、ランプ波、パルス、ノイズ波、または任意波形(DC を除く)を使用できます。
バースト機能を有効にする
フロントパネルの MOD ボタンを押し、次に MODE ボタンを押してバースト機能に入ります。 本器は[CH2], [Ext. AC], [Ext. DC] と[Manual]の4つのトリガー出力モードがあり、対応するボタンで選択できます。
- [CH2]トリガー: CH2 がパルスを生成すると、CH1 はバーストを生成します。
- [Ext. AC]トリガー: [Input]コネクタにパルスが入力されるとCH1がバーストを発生します。
- [Ext. DC]トリガー: [Trig IN]コネクタにパルスが入力されるとCH1がバーストを発生します。
- [Manual]トリガー: ユーザーは ADJ ノブ (OK ボタン) を押すことでバーストをトリガーできます。
- [WAVE]ボタンを押すと、現在のバースト出力信号の波形が変更されます。
- [FREQ] ボタンを押すと、現在のバースト出力信号の周波数が変更されます。
- [AMPL] ボタンを押すと、現在のバースト出力信号の振幅が変更されます。
設定事例
次の事例は、1kHzのサイン波を100Hz方形波のトリガで2パルスづつ繰り返す設定と、その時の出力波形です。
設定可能なものはバーストの繰り返し数だけです。
Topics 方形波のバースト発振
ときどき問題になるのが方形波のバーストです。方形波は本来2値信号なので、発振停止中もハイレベルかローレベルかのどちらかの状態になります。このため、発振停止中のレベルをどちらかに固定するためには、発振開始位相をゼロ度からわずかにずらしてやるなどの小細工が必要になる場合があります。
一方、発振停止中にハイレベルとローレベルの中間のレベルで待機することを期待されることもよくあります。これを可能にしたのが、前述の発振停止直流レベルの設定機能です。この機能により、3値の方形波でバースト発振を行うことができます。
Sweep
- 周波数、振幅、オフセット、デューティサイクルを含む信号の 4 つの特性をスイープできます。
- 線形と対数の 2 つのスイープ タイプがあります。
- 掃引時間は0.01~99は9.99secです。
- 上向き、下向き、往復方向のスイープが可能です。
Sweepオブジェクト
- 周波数スイープモードでは、ジェネレーターは指定されたスイープ時間内で開始周波数から終了周波数まで可変的に信号を出力します。
- 振幅スイープモードでは、ジェネレータは指定されたスイープ時間内で開始振幅から終了振幅まで可変的に信号を出力します。
- オフセットスイープモードでは、ジェネレーターは指定されたスイープ時間内で開始オフセットから終了オフセットまで可変的に信号を出力します。
- デューティサイクルスイープモードでは、ジェネレータは指定されたスイープ時間内で開始デューティサイクルから終了デューティサイクルまで可変的に信号を出力します。