AD9833でファンクションジェネレータを作る１構想-紆余曲折の記録

AD9833でファンクションジェネレータを作る１構想

published_with_changes 更新日： event_note 公開日：

1 序章：目的

オーディオ用にとXR2206という発振器を使ったファンクションジェネレータキットを作ったのですが、周波数をピタリと合わせるのが大変です。というか、無理です。

次は何を作ろうかとネットを見ていると、DDSでデジタルに波形を作る方法があり、それが安価に売られていることを知りました。一発で惹きつけられ、詳しく調べれば調べるほど、ああしたい、こうしたいの瞑想が始まりました。

そして、”Arduinoで制御する。ということは、ソフトができれば何でもできるかもしれない。”と考えた次第です。

AD9833 Waveform Generatorのサイトを見て自分もこんなのを作りたいと思いました。写真は引用とは違って、同じ作者のAD9850版です。

更に調べていくと、まえに、むさぼるように読んだ　迷走の果て・Tiny Objects の edyさんも、AD9833 DDSモジュールを試す（1）などのブログを書かれていました。幸いここでも先例のAD9833 Waveform Generatorを参考にされていました。

これら先人のやられたことの見よう見まねから始めて、プラスアルファを付加したいと思います。

妄想するうちに考えたDDSのファンクションジェネレータで私のやりたいことは、

周波数をスイープさせて、自動で周波数特性を測る。それをPCとかで見る。

です。

efuさんのWaveGeneとWaveSpectraを使えば実現できるのですが、PCで扱えない周波数帯域でも測ってみたいという願望です。

いつものAliexpressで

・AD9833モジュール 1個送料込み￥423

・EC11 ロータリーエンコーダモジュール 2個送料込み￥326
・EC11 ロータリーエンコーダ 5個送料込み￥240

を注文しました。

ロータリエンコーダは検討時に使うモジュール品と基板へ組み込み用単体品を2種類買いました。

どちらもプッシュスイッチ付です。

4か月以上に渡って、あれこれやっているので長いシリーズになると思います。こんなに長く楽しめるとは思っていませんでした。