Multi-function Tester LCR-TC1 とても良いんだけど、バッテリがね

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label計測器

 半年前にこれを買って、電子工作の時にはいつも使っています。


使い勝手や性能については、他の方がレビューしていますので、私はちょっとがっかりした点を書いておきます。

とにかく、バッテリの持ちが異常に短いです。連続して測定したりすると、30分も経たないうちに突然画面が真っ暗になります。初めてこれを経験した時は、ボタンを押しても何をしてもウンともスントも言わないので、壊れたかと思ったくらいです。


バラシます。ノーブランドで3.7V 350mAhのバッテリです。体感上では35mAhなので、よくある中華の誇大容量バッテリです。これが裏ブタに両面テープで貼り付けてあるだけ。持ち運んで使う物ではないという割り切りの良さ。

前に一度、壊れたマウスから取り出したバッテリに入れ替えたことがあります。それは4.5Vバッテリで充電後は5Vを少し超えた電圧が出たと思います。ICがATmega324AP(作動電圧範囲1.8 ~5.5V)なので、問題ないだろうと判断し入れ替えました。

問題なく使っていたのですが、充電時にびっくりするくらい熱くなったので、その原因はわからないまま元のバッテリに戻して、今まで、すぐに充電できるように常時USBケーブルを差したまま使っていました。

いい加減、充電の繰り返しに嫌気がさして、レビュー数が多いし、Amazon's choiceでもあるバッテリを買ってみました。






左写真の上からAmazon’s choice、オリジナル、マウスに入っていた4.5Vの順になります。
厚みが6mmだと、入れる場所の調整が何度か必要ですが、4.5mmの今回買ったものは、難なく取付できました。





バッテリには端子がついていないので、工夫する必要があります。私はにかよった端子を持っていましたので、それを付けました。

箱に入っているし、文書番号や日付、担当者名まで入った取説つきです。こういったことが商品としての安心感に繋がります。保護回路を内蔵していると書いてありました。Aliexpressで買った本体と変わらない値段ですので、値段相応の物は欲しいですね。

充電してみましたが、満充電になるまで2時間かかりましたので、そこから推測して誇大容量品ではないだろうと思っています。




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