寒い風呂場は魔法瓶にする

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風呂場の寒さ対策をDIYで行います。(4年ほど前にの夏前に行いました。)寒さ対策にやるべきことは、下記の引用ブログで列記されています。これを参考にして、できることに手をつけようと思います。

住宅を新築したり、水廻りをリフォームする際のチェックポイント

①ユニットバスの浴槽の裏にウレタンフォームなどの断熱材がついているか
②ユニットバスの洗い場の床の裏に、なんらかの断熱材がついているか
③ユニットバスの発注明細に「断熱パック」とか「断熱キット」といったオプションが選定されているか
④外壁に面する壁には断熱材がきちんと入っているか
⑤窓は大きすぎないか。最低でも樹脂サッシ+ペアガラスにすべき
⑥ユニットバスの床下は室内として断熱材で区画されているか。点検口が床下外気とつながっていないか?
⑦あらかじめスタイロフォームなどで囲われた土間床の上にユニットバスを設置するという順番で工事されているか。
⑧ユニットバスの天井裏には、グラスウールなどの断熱材が敷かれていることが望ましい
⑨洗面脱衣室に暖房器具が準備されているか

引用元:お風呂はなぜあんなに寒いのか


現状

我が家は築30年以上たっています。ユニットバスですが、屋外とはサイディングボード壁が一枚あるだけで断熱材も入っていません。他の部屋は内外の壁の間にグラスウールで断熱されているのですが、風呂場は何にもなしです。おまけに外の給湯器と浴槽をつなぐ配管周囲は隙間です。外気も風も入ります。風呂場の床下はコンクリート打ちのままです。ですから、屋外で、ユニットバスの薄皮だけで囲われた部屋が風呂場という環境です。


風呂場のレイアウトをSketchUpで描いてみました。上の写真は3Dモデルでいえば手前側から風呂場の床下を撮影したものです。


断熱リフォーム

①②浴槽の裏と洗い場の床裏に断熱材

風呂場横からすぐに床下にアクセスできるように、脱衣所の床に四角窓を開けました。後日、ここに点検口を設置するのと床の模様替えもする予定なので、心おきなく床を切断しました。ここは日常生活に影響しないように、一日の作業が終わると床に仮蓋をします。


手の届く範囲はウレタンフォームを敷き詰めました。浴槽の下にもぐれるだけのスキマはなかったので、奥の外壁側はサイディング外壁を外して敷き詰めます。


サイディングを外して最初に気づいたのは浴槽の鉄フレームの錆です。「こんなに錆びるほど湿気が溜まるんだ。」と思いながら防錆塗料を塗りました。塗ったのはAmazonで見つけたさび止め塗料です。その後、普通の塗料を上塗りしています。太引きにも塗料を塗りました。

サビ落とし不要で、サビに直接塗るだけでサビの進行・再発を強力に防ぎます。水性系、油性系、各種上塗り塗料が塗装でき、シルバー色で、そのままの仕上げでもOK! 亜鉛メッキにも塗装可能。湿っていても施工可能。サビ部分以外への全面塗装が可能です。




あるとき、フレームから垂れ下がる水滴を見つけました。右下の写真です。湿気ではありえない量です。

原因は、こちら側は浴槽とユニットバスのシーリングがされていなく、浴室側に水をかけるとここから漏れ出す状況になっていました。これが30年以上続いていた訳です。これが直せて助かりました。



④外壁に面する壁に断熱材⑧天井裏にグラスウール

ここには何も断熱材が入っていない状態でした。

サイディング外壁を取り外した箇所には50㎜のスタイロフォームを2重にしてはめ込みました。

さらに他の外壁面にはユニットバスの天井裏から、グラスウールの断熱シートを落とし込みました。途中でひかかる箇所もあり、上から下まできれいには入たわけではないように思います。天井にもグラスウールを敷きました。


⑥ユニットバスの点検口

写真ではわかりにくいですが、手前の脱衣所の床下から風呂場の床下に通じる開口部は50mmのスタイロフォームで蓋をしました。蓋には取っ手をつけ、手前に引けば取り外せます。


手前の脱衣所の床下もスタイロフォームで囲っています。ここは風呂場とは違い、スタイロフォームを入れたのは上面(床裏)と風呂場側の側面です。



まとめ

ユニットバスの上下と周囲を断熱材でくるみました。夏前に行ったDIYなので、すぐに効果が実感できたわけではないのですが、数シーズンの冬を経験してみて「洗い場が凍えるほど寒い」という感じはなくなったと思います。

というのは、実は風呂場を断熱する前年に浴室暖房機を設置していました。浴室内を遠赤外線であっためる商品です。設置した冬はこれが重宝したのですが、断熱してからはこれを使わなくても入浴できるようになりました。なので、風呂場断熱の効果だと思っています。



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